土砂(発生土)の種類

2019年2月25日




舗装工事に利用される一般的な土類について。

土類の中で最も多く使われるのが砂です。みなさんが普段目にする砂と全く同じ物です。
含水量などで強度や用途が変わってくるのですが、外観は殆ど変りはありません。
凍上抑制層に使われる砂のほとんどは、再生材ではなく購入材(新材)になります。

第1種建設発生土

砂や礫などを言います。工事現場内から発生した土で、現場施工の為に再利用される土の一種です。
建設発生土には1種から4種までランク分けされており、第1種が最も使い勝手がよく埋め戻し材や裏込材として頻繁に利用されます。
また道路の盛土材料や宅地造成などにも頻繁に利用されます。

第2種建設発生土

砂質土や礫質土などを言います。工事現場内から発生した土で、現場施工の為に再利用される土の一種です。
建設発生土には1種から4種までランク分けされており、第2種は1種の次に使い勝手のいい土質で、構造物の裏込材に頻繁に利用されます。
また道路の盛土材料や河川築堤材料としても頻繁に利用されます。

第3種建設発生土

第3種以降は他発生土に比べ基本的に含水率の高い粘性のある土の事を言います。工事現場内から発生した土で、現場施工の為に再利用される土の一種です。
建設発生土には1種から4種までランク分けされており、第3種は多少粘性度が高いため水面埋め立てに頻繁に利用されます。
工事現場によっては、道路路体用の盛土材や河川築堤材料としても利用されます。

第4種建設発生土

第3種発生土を除く粘性の強い土の事を言います。工事現場内から発生した土で、現場施工の為に再利用される土の一種です。
建設発生土には1種から4種までランク分けされており、第4種が最も粘性が強く水面埋め立て用専門材料として利用されています。
道路の盛土材料や宅地造成などには一切利用されない土類となります。

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