砕石の種類

2019年2月25日




舗装工事に利用される一般的な石類について。

クラッシャラン

最も利用される砕石で最大で40mmの砕石を言います。
サイズは40~0、30~0、20~0mmの3種類に分類され、一般的な道路には40~0mmが利用されます。サイズは小さければ小さいほど使い勝手が良く価格も高くなるのですが、高級なほど用途が少ないためあまり需要はありません。
舗装構成内では、下層路盤材に利用される材料で、ごく稀に上層路盤材としても利用されます。
価格は地域により変動しますが、?当り1700円~2500円が相場となります。

粒度調整砕石

クラッシャランの次に頻繁に利用される砕石で最大で40mmの砕石を言います。
サイズは40~0、30~0、25~0mmの3種類に分類され、一般的な道路には40~0mmまたは25~0mmが利用されます。サイズは小さければ小さいほど使い勝手が良く価格も高くなります。
舗装構成内では、主に上層路盤材に利用される砕石です。
価格は地域により変動しますが、?当り2600円~3800円が相場となります。クラッシャランの1.5倍程度高価な砕石という事ですね。

単粒度砕石

一般的にはあまり需要のない石類で、最大サイズは30mmとなります。
サイズは30~20、20~13、13~5、5~2.5mmの4種類に分類され、ご覧の通りサイズ変動幅の小さい砕石が単粒度砕石と言います。サイズ変動幅が小さいという事も価格が高価となる要因で、平均的な価格は3000円以上となります。
またスクリーニングスという2.5~0mmサイズの単粒度砕石もあります。

割ぐり石

築堤・護岸工事に頻繁に利用される石類で、50~150、150~200mmと一般的な砕石に比べ大きいサイズの砕石を言います。
主に河川の護岸工事に利用され、ふとん籠という籠の中に詰める中詰石にも利用されます。
価格は地域により変動しますが、?当り2200円~3700円が相場となります。

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